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月のように丸い修道院のチーズ「アベイ ド タミエ ABBAYE DE TAMIE」

みなさま、こんにちは。
 
初夏の陽の光に緑が輝き、花々が美しい季節になりました。
 
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さまざまな花が咲き乱れる5月の満月は「Flower Moon(フラワームーン)」と呼ばれます。
一昨日はお天気が良く、23時頃には、まん丸の輝くお月様を仰ぐことができました。
 
月の満ち欠けの周期は約29.5日ですから、次の満月は6月22日の22時頃です。
6月は「ストロベリームーン」や「ローズムーン:Rose Moon(薔薇月)」などの名前がついています。
 
この名前は、アメリカの先住民が、農業や漁業、狩猟の目安として季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけたことが始まりです。そして、その満月を含む1か月の呼称としても用いられています。
 
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5月14日から5月26日まで開催している「第七回 季にあひたる 和のしつらい洋のしつらい」作品展の会場、石川国際交流サロンでは、生命力に満ち溢れ、活き活きとした輝きを放つ草花がご来場の皆さまをお迎えしています。
 
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2週間の作品展も、今日と明日の2日間となりました。
 
テーマの「光る」から、光を放つガラスや艶のある漆器を中心に、食卓に石川の工芸をとりいれた「しつらい=テーブルコーディネート」の作品を8つ展示しています。
 
日本の平安時代(西暦794年 – 1185年)、宮中女性の装束に見られる「かさねの色」をテーブルクロスやティータイムのランチョンマットに表現しています。
 
夏の「水色のかさね」
光源氏が愛した3人の女性「桐壺のかさね」「藤壺のかさね」「若紫のかさね」
をお楽しみいただけます。
 
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風と光に揺れる「藤の花」のフラワーアレンジメントは、平和と高潔を表しています。
 
藤の花が風に揺れている様子を「藤波(ふじなみ)」と表現します。一陣の風に吹かれたひと房が、波のように次から次へと揺れていく様子を思い浮かべながら、お庭や、床の間の掛軸(かけじく)と調和した、しつらいをしています。
 
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入場無料です。ぜひ、お立ち寄りいただけましたら幸いです。
 
 
 
さて、本日ご紹介するチーズは、お月様のようにまん丸の形をした、修道院のチーズ「アベイ ド タミエ ABBAYE DE TAMIE」です。
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フランスの東端、スイス・イタリアと国境を接するサヴォワ地方産のウォッシュタイプのチーズです。サヴォワ地方は、古くからチーズの名産地として知られています。標高900メートルのボージュ山塊にひっそり佇むのは1132年より続くタミエ修道院。今もなお、修道士達が人々の幸せや世界平和を祈り、手仕事をしています。その一つがチーズです。
 
ウォッシュタイプのチーズは、表面を洗って熟成させているので、外皮から穏やかな風味を感じます。教会の回廊のように神聖な雰囲気のカーヴにあるエピセアの木板の上で熟成された中身は、なめらかでモチモチしており、ほのかにナッツの風味が感じられます。
ヨーロッパを旅した際、朝食ブッフェに、このチーズが丸ごと提供されていました。
 
涼を感じたいこの季節。水出しの加賀棒茶や、冷酒と合わせて楽しめます。お料理にも使える万能チーズです。
 
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月はグリーンチーズでできている(英: The Moon is made of green cheese)」という欧米のことわざや、月の反射を見て「丸いチーズと間違えた」という物語があります。
 
お月様のひとかけをシェアしているような気持ちで、丸いチーズをカットし、家族や友人でシェアしましょう。満ち欠けを繰り返すお月様のパワーに願いを込めて。穏やかで健やかな世の中を祈ります。
 
 
 
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。
 
【音声ファイル】2024年5月放送.mp3
 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

夏も近づく八十八夜♪季節を知らせるおめざめタイムのチーズ

みなさま、こんにちは。

 

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風薫る季節になりました。

新年度や新学期という新しいスタートの時期から、少し経過したところです。

自然界の虫たちにとっては、初夏の日差しを浴びて目を覚まし、活発に活動を始める頃です。

 

ゴールデンウィークと呼ばれる連休には、家族や友人と自然豊かな場所へ旅行したり、アウトドア活動をしたり、心身ともにリフレッシュする季節です。

四季の変化に恵まれた日本では、自然への感謝や祈りを伝える行事がたくさんあります。

その節目ごとに、季節の変化や自然との関わりを感じる機会となります。

 

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夏も近づく八十八夜♪」という茶摘み歌をご存じですか?

八十八夜は日本独自の季節を知らせる節目「雑節(ざっせつ)」のひとつです。

八十八夜の数え方は、春がスタートする立春(節分の翌日、2024年は2月4日(日))から数えて、「八十八の夜」が過ぎた88日目の日のことです。

2024年は5月1日(水)です。

この時期から、田畑に霜が降りる心配がなくなると言われ、農家では、茶摘みや稲の種まきを始める目安の日としています。

また、「八十八」の文字を組み合わせると「米」という漢字になることや、末広がりの八が重なることから、農作業を始めるのに縁起のよい日ともいわれます。

 

八十八夜に摘み取られたお茶は「初物」として市場に出回ります。

今年初めて収穫された野菜や新茶は、生気(いき)(あふ)れているため、食べることで長生きできると考えられました。

初摘みのお茶のコクのある味は「日本人に生まれてよかったなぁ」と思わせてくれます。

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旬のチーズや季節限定のチーズを選ぶ時、大切な方の健やかな毎日を願う気持ちで選んでいます。

春のおめざめタイム」チーズは、その一つです。

 

北海道虻田郡(あぶたぐん)喜茂別町(きもべつちょう)にある、チーズ工房タカラのオーナーでありチーズ職人の斉藤愛三(なるみつ)さんが作る、春限定のチーズです。

美しい羊蹄山のふもとで放牧酪農を営む牧場タカラ。お兄さんの信一さんが牧場の飼養管理と土づくり、牛乳製造を担っています。

牧場名の「タカラ」は、アイヌ語の「夢を育む」という意味があります。先住民であるアイヌ人同様、この土地に住まわせてもらうという謙虚な姿勢を屋号に込めようとアイヌ語から引用されました。

工房の駐車場横には「幸せな牛のミルク」という大きな看板があります。

日々、生かされていることに感謝する気持ちがこめられたミルクから作られた、フレッシュチーズです。

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細長い円筒形。やや酸味のあるホロリとした白い生地に、タイム、ローズマリー、コリアンダーシードをまぶしてあり、爽やかな味わいが楽しめます。

ハーブの香りにあわせて、キリリと冷やしたソーヴィニョンブランの白ワインや、緑茶、ハーブティーとの相性もおすすめです。

 

5月は、緑に囲まれた新しい季節へのめざめを告げる貴重な月です。ぜひ、ご自身の「おめざ」と共に、健やかなひと時を過ごしてください。

 

5月14日から2週間、石川国際交流サロンにて「第七回 季(とき)にあひたる 和のしつらい洋のしつらい 作品展」を開催します。入場無料、月曜日は休館です。「光」をテーマに、輝く未来をしつらいます。

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月末に旬のチーズと季節のしつらいを学ぶレッスンをしています。

美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。

 

 

 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

イースターには「優しい心のチーズ」を♡

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みなさま、こんにちは。

 

3月も後半というのに、まだまだ花冷えの日が続きます。

金沢の開花予想は今のところ3月30日。満開は4月5日頃とのことです。

卒業式や入学式、歓送迎会やお花見。華やかな行事が続きます。

 

春の行事の一つが「イースター(復活祭)」です。

十字架にかけられ処刑されたイエス・キリストが、その3日後に予言通り復活した奇跡を祝うお祭りです。

キリストの誕生を祝うクリスマスと同じく、欧米では重要な行事です。

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イースターはクリスマスやハロウィンとは異なり、毎年日付が変わる移動祝祭日です。

キリストが復活したのが日曜日だったことにちなみ、イースターは

「春分の日の後にくる、最初の満月の日の、次に来る日曜日」とされています。

少々ややこしく聞こえますね。

そのためイースターは毎年、日にちが変わるのです。

一番早いイースターは3月22日、一番遅くて4月25日と大きな幅があります。

 

皆さん、今年のイースターはいつかご存じでしょうか?

2024年のイースターは3月31日です。

 

実はヨーロッパの人々も、イースターがいつなのか、毎年カレンダーやネットで調べています。

 

キリスト教徒が多い欧米の国では、「イースター休暇」として、イースターの当日を挟んで連休とするところが多くあります。イースター前の金曜日を「グッドフライデー」、翌日の月曜日を「イースターマンデー」と呼び、学校や仕事もお休みになることも多いです。

 

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日本では、春と秋のお彼岸を「国民の祝日」と定めています。

 

欧米では、イースターが近づいてくると、街のウィンドウは、卵や兎をモチーフとしたチョコレートや飾り付けで彩られ、「春が近い!」と感じ、嬉しくなります。

当日には教会のミサに参加し、家族や友人と食事を楽しみます。

 

復活祭を英語で表した「Easter(イースター)」は、春の女神「Eoster(エオストレ)」に由来するといわれており、春の祭りとイエス・キリストの復活のイメージが結びついたと考えられています。

ちなみに、春の女神は太陽とともにやってくるため、太陽が昇る東を「East(イースト)」と呼ぶようになりました。

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春になり冬眠していた動物たちが活動し始め、枯れていた植物が蘇ってくることを祝う、春待ちのお祭りでもあるのです。

 

イースターのモチーフ「卵」からは新しい命が生まれてくるので、命や復活のシンボル。

そして、「兎(うさぎ)」は、子供を多く産むことから、繁栄のシンボルとされています。

また、兎が繁殖を始める時には、食物である草が茂りはじめるため、春の躍動感をイメージします。

 

日本でも、兎は多産であることから繁栄の象徴とされ、古くから、縁起の良い動物として扱われてきました。

威勢よく波を飛び回る兎の姿、「波に兎」など、絵画や工芸に取り上げられ、現在でも人気の高いモチーフです。

波と水がつながり、火除(ひよけ)の守りと云われることもあります。

「波に兎」は、器の文様や神社の石像など、いろんな場面で使われています。

 

私の祖母も「波乗り兎」を墨絵でよく描いていました。

波に乗って進む兎に、良いことがたくさん起きますようにとの、優しい心が込められています。

 

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この季節におすすめの、優しい心のチーズをご紹介します。

 

白い兎を思い浮かべる、ふわふわの白カビに覆われ、1つ25gと小ぶりで、ハートの形をした「プティ・クール・ヌー」です。

「クール(cœur)」はフランス語で「心」。

牛のミルクでつくられ、おだやかでクセのない、マイルドな味わいです。

春の時期にフランスのオート・ノルマンディから届きます。

ハートを4つ並べれば、幸運を呼ぶクローバー型になります。

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同じノルマンディ地方のチーズにクール・ド・ヌーシャテルというハート型のものがあるのですが、こちらのハートは大きくて、重さにして最低200g程度。かなり塩味もあります。

それに比べると、プティ・クール・ヌーは約1/10の重量の25gなので食べきりサイズ。

くせがなく食べやすい味わいで、チーズ初心者の方にも美味しく召し上がっていただけます。

 

メープルシロップやジャムと合わせたり、ドライフルーツを添えたりして、香り高い紅茶と共に楽しむのもおすすめです。チーズとお紅茶はとっても相性が良いのです。

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4月14日に「能登地方応援セミナー」として、「能登の紅茶とチーズでアフタヌーンティ」を開催します。

藩政時代よりお茶文化が盛んな石川県。世界農業遺産認定「能登の里山里海」の能登島の地で栽培された茶葉を使った、甘い香りと清々しい後味が特徴の和紅茶と、能登の食材を用いたチーズフーズを楽しみながら、コミュニケーションツールとしてのアフタヌーンティを学びます。オンライン参加の皆さまには、アフタヌーンティのお話、チーズフーズのレシピ紹介と能登の和紅茶についての物語をお伝えいたします。能登の和紅茶と食材と共に能登支援に繋げて参りましょう。           

セミナー参加費の一部は義援金とさせていただきます。

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また、5月14日から2週間、石川国際交流サロンにて「第七回 季(とき)にあひたる 和のしつらい洋のしつらい 作品展」を開催します。

入場無料、月曜日は休館です。

「光」をテーマに、力強く明日を築く、輝く未来を表現します。

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月末に旬のチーズと季節のしつらいを学ぶレッスンをしています。

美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。

 

金沢の四季の移ろいと、旬のチーズの楽しみ方を、この番組で続けてご紹介してまいります。

 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「モリラジ!」出演)】

幸せな「春の兆し」のチーズを味わって

みなさま こんにちは
 
まだまだコートが必要な寒い日が続きます。しかし梅はつぼみがふくらみ、昼間の時間がすこしずつ長くなってまいりました。もうすぐ春ですね。
 
春は「」、「」、「気温」の三段階で近づいてきます。
 
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「光の春」は、冬の寒さが厳しいロシアから伝わった言葉です。「光の春=весна света(ベスナー・スベータ)」。
 
極寒の冬を越し、徐々に日が長くなり、日差しが明るくなる様子を、
「春の気配を感じる=光の春」と表現しています。
また、春の光に反応し、動物は冬眠から目を覚まし、植物の花芽が成長を始めます。動植物の様子の変化からも、春の訪れを感じることができます。
 
「光の春」の次は「音の春」がやってまいります。
 
北日本など雪の多い地域では、気温が和らぎはじめると、雪解けが進みます。すると雪崩の音や、雪解け水が流れる川のせせらぎが聞こえてきます。
また、東日本や西日本では、ヒバリやウグイスの初鳴きが聞こえてきます。
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ウグイスは、繁殖期を迎える春になると「ホーホケキョ」と、美しい鳴き声に変わります。
 
そして、いよいよ「気温の春」がやってきます。
 
3月下旬、春分の頃には桜の蕾(つぼみ)がほころびます。
西日本や東日本から始まる桜前線は、気温の上昇とともに、北上します。
暖かい日が増えていくと、桜に続き、ツツジや藤の花が咲き始めます。
しばらくは寒さが続きますが、この先、光や音、そして気温の変化から、春の訪れを感じられると思うと、力がみなぎってきませんか。
 
さらに、今年は「うるう年」です。

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うるう年は、太陽の動きと暦のずれを調整するために、つまり、カレンダーと季節がずれないように「2月29日」があり、1年が366日になります。
4年に1度「おまけの1日がある年」と思うと、なんだか得をした気がしませんか。
英語でうるう年は「Leap Year」と言い「跳躍」を意味します。
 
そんな、「兆し」を感じる季節に、おすすめのチーズをご紹介します。
今日ご紹介するのは、北海道のチーズ「タカラのフュメ」です。
 

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モッツァレラチーズと同じように、チーズカードを熱湯で練り整形し、紐で吊り下げて乾燥・熟成させ、ヒョウタンのような形に仕上げたチーズを、燻製をしています。
「フュメ」は燻したスモークタイプを意味します。
そのまま口に含むとやわらかな燻製の香りが広がり、後からミルクの甘味や旨味が溢れてきて何とも言えない豊かな味わいです。
 
チーズ工房タカラ」の斉藤愛三(なるみつ)さんが「幸せの牛のミルク」と呼ばれる最高の牛乳を原料につくったチーズです。
斎藤さんは酪農一家で、愛三さんのご両親と兄夫婦が牛の世話のほか、酪農の基本である土づくりや草づくりを担っています。
厳冬期の夜間以外、できる限り外での放牧にこだわっています。
牛1頭に対して1ヘクタールの土地の広さがあり、ストレスフリーな環境で育った健康な母牛から搾られるミルクは、とても風味豊かなのです。
 
香りや味わいで、幸せな春の兆しを楽しんでいただきたいと願います。
 
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スモークチーズはイチゴやブドウと相性が良いのです!
 
 
4月14日に「能登地方応援セミナー」として、「能登の紅茶とチーズでアフタヌーンティ」を開催します。
藩政時代よりお茶文化が盛んな石川県。世界農業遺産認定「能登の里山里海」の能登島の地で栽培された茶葉を使った、甘い香りと清々しい後味が特徴の和紅茶と、能登の食材を用いたチーズフーズを楽しみながら、コミュニケーションツールとしてのアフタヌーンティを学びます。オンライン参加の皆さまには、アフタヌーンティのお話、チーズフーズのレシピ紹介と能登の和紅茶についての物語をお伝えいたします。能登の和紅茶と食材と共に能登支援に繋げて参りましょう。
セミナー参加費の一部は義援金とさせていただきます。
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詳細・申し込みはこちらから>>
 
また、5月14日から2週間、石川国際交流サロンにて「第七回 季(とき)にあひたる 和のしつらい洋のしつらい 作品展」を開催します。
入場無料、月曜日は休館です。
「光」をテーマに、力強く明日を築く、輝く未来を表現します。
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月末に旬のチーズと季節のしつらいを学ぶレッスンをしています。
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。
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お問い合わせはこちらまで、よろしくお願いいたします。
 
 
 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

立春の能登へエールを込めて「能登味噌チーズ」

みなさま こんにちは
2024年 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
このたびの能登半島地震により被災された皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。
 
能登上布、輪島塗などの工芸、酒蔵、味噌・醤油蔵、そして和菓子や酪農業など、長きにわたり受け継がれてきたものづくり。
 
そして和倉温泉など歴史ある温泉地、ワイナリーや美しい観光地がある魅力的な能登半島。
 
一日も早い復興を願い、支援イベントやセミナー開催を通じ、応援させていただく所存です。
 
皆さまの安全を、心よりお祈り申し上げます。
 
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1月はあっという間でした。
 
まだまだ寒い日が続きますが、来る2月4日(日)は立春です。
 
「春が立つ=春の兆しが見え始める時期」という意味で、暦の上で春が始まります。
 
立春、立夏、立秋、立冬の前日を「季節を分ける=季節が移る節日(せつじつ)」であることから、「節分」とし、年に4回あります。
 
日本の国は農耕社会です。命が芽吹く春の始まりが、最も大切にされます。
 
よって、節分といえば春の節分を指すようになり、江戸時代後期には、春の節分が主流となりました。
 
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平安時代、節分の頃は邪鬼が現れやすいと考え、宮中では鬼を追い払う「追儺(ついな)」の行事がありました。
 
これが後に民間にも広がり、現在の節分の風習となりました。また、「節分違(せちぶんたがえ)」といって、その日は、方位の神さまが移動するため、外出の方角が悪い場合は、前夜によその方角に行って泊まり、そこから改めて目的の場所へ行くことで、縁起の悪い方角を避けました。
 
今では豆まきの日になっている春の節分ですが、平安時代には貴族大移動の日だったのかもしれません。
 
「方違(かたたがえ)」では、よその家に泊まるわけですから、予期せぬ出逢いも生まれます。
 
『源氏物語』を彩る華やかな恋愛遍歴の始まりの章、光源氏と空蝉との出会いも、方違(かたたがえ)が関わっています(源氏物語3帖「空蝉」)。
 
大河ドラマ第63作目は、平安中期、のちに世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生の物語『光る君へ』ですね。
 
この『源氏物語』は光源氏の生涯と当時の社会を描いた長大な物語ですが、全54帖にわたり災害のエピソードは、主に4つしかでてきません。
 
具体的には
第10帖「賢木(さかき)」の巻、
第12帖「須磨(すわ)」の巻、
第28帖「野分(のわき)」の巻、
第46帖「椎本(しいがもと)」の巻
です。
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第12帖「須磨」の巻は、光源氏が朧月夜(おぼろづきよ)との密会がばれ、都を追われてたどりついた須磨での日々を描いています。
 
わびしい住まいで寂しい謹慎生活を送る光源氏でしたが、ある日、須磨一帯を暴風雨が襲います。
 
この暴風雨は何日も続き、高潮が発生し、波が御座所(ござしょ)近くまで打ち寄せ、光源氏は恐怖におののきます。
 
この「須磨」の巻には地震の記憶が隠されているという説があります。
 
光源氏の屋敷は須磨の山手にありましたが、その高台まで高波がやってきています。たくさんの人々が高波にさらわれたという描写もあります。
 
これは津波を示唆しているのではないかと考えられています。
 
また、このとき光源氏は須磨の海がいちめん光に満ちるのを目撃しています。
 
地震前には発光現象が起こるといわれています。
 
つまり、光源氏が目撃したこの不可思議な現象は、この地震発光なのではないかと考えられるのです。
 
歴史文献によると須磨では1596年に大地震があり、津波に襲われたことがわかっています。
 
はるか古代から、日本は自然災害に立ち向かってきているのですね。
 
 
 
 
今日ご紹介するチーズは「能登味噌チーズ」です。
 
武蔵が辻のエムザ地下一階にあるチーズ工房「ミモレット」さんのオリジナルチーズです。
 
スイスの「チーズの王様」と言われるエメンタールチーズを、奥能登珠洲市にある遠藤味噌店の手作り味噌に漬け込んでいます。
 
この味噌は、珠洲特産の「大浜大豆」と珠洲の「天然塩」を使った無添加の手作り田舎みそで、奥様がお一人で作られていらっしゃいました。
 
この遠藤味噌店も被災されています。
 
チーズ工房ミモレットさんが手元に残っていた遠藤味噌を使い、能登へのエールを込めてつくった貴重なチーズです。
 
遠藤味噌は香り豊かで旨味が強いため、香りのやさしいエメンタールチーズを漬け込むことで、風味豊かな味噌チーズに仕上がっています。
 
ご飯と共に召し上がっていただけますし、セイボリーなお茶請けにもなります。もちろんお酒もお勧めです。
 
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私たちがいまできることで、未来に向けて応援したいと思います。
 
 
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202412795136.jpeg 旬のチーズと季節のしつらいを学ぶレッスンの様子
 
 
 
2月からは「能登地方支援セミナー」を開催してまいります。
能登の食材をつかったチーズレシピや、北陸の食材、とくに乳製品関連の話題、能登ワインとのペアリングお話などを展開する予定です。
セミナー参加費は義援金とさせていただきます。
スケジュールは、追って、SNSやWEBサイトでご案内させていただきます。
 
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今年も、月末に旬のチーズと季節のしつらいを学ぶレッスンをしています。
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。
 
お問い合わせはこちらより>>
 
 
 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「モリラジ!」出演)】

冬のご馳走とろ~りチーズ!「スプーン1杯の幸せ」

みなさま こんにちは。

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明日の夜はクリスマス・イヴですね。

「クリスマスの前日」と思われているクリスマス・イヴ(Christmas Eve)。

Eveは夕方や晩を意味する『evening』の古語『even』が語形変化したものです。

つまりChristmas Eveを直訳すると「クリスマスの夜」となるわけですね。

では、なぜクリスマス当日の25日ではなく、24日の日没後からが「クリスマス・イヴ」なのでしょうか。

それは、キリスト教の母体となったユダヤ教の暦にあります。

ユダヤ暦では、朝ではなく日没を境に日が変わります。現代の「12月24日の夜」は、ユダヤ教の暦で言うと「12月25日の始まり」になるのです。

つまり、12月24日の日没後からすでにクリスマスは始まっていると考えることができます。

クリスマス・イヴは「クリスマスの前日の夜」ではなく「クリスマス当日の夜」という意味になるわけですね。

キリスト教徒にとって、クリスマスは「神の御子がお生まれになったことを祝う神聖な日」です。

基本的には家族と一緒に教会へ行き、礼拝に参加して慎ましく過ごします。

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アメリカNew York州の北端の田舎に留学していた時のことです。

12月に入ると、クリスマス前の日曜日に、ホストファミリーと共に、大きなショッピングモールへでかけました。

お父さんはお母さんのプレゼントを。お母さんはお父さんのプレゼントを。

子供たちはそれぞれのほしいものを、決められた予算内に収まるよう、ショッピングモールを駆け巡りながらお買い物をします。

その間、両親は事前にリサーチしている、子供たちに伝えている予算では買えない、ちょっと特別で学業にも役立つプレゼントを選んでいました。

クリスマスショッピングを終えて、お家に帰ると、子供たちは早速、大きな大きなツリーの下に、プレゼントを並べまます。

このツリーはお家の裏山で、ホストファザー自ら切った、もみの木です。

吹き抜けのリビングに置くと、天井まで届く大きさです。

もみの木を運ぶ際にこぼれた、小さなもみの木の幹は、子供たちの部屋にクリスマスツリーとして飾られます。

家の中はもみの木の香りで神聖な気持になりました。

クリスマスの朝、暖炉の前にかけられていた大きな靴下には、両親から子供たちへのプレゼントが入っていました。

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素敵なラッピングペーパーは、あっという間にびりびりびりーと子供たちに開けられ、うれしい叫び声が家中に広がりました。お昼過ぎには、親戚が集まり、大勢で七面鳥やご馳走を囲んで、ビッグディナーをしました。

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賑やかで、華やかな、クリスマスを、思い出します。

そのままクリスマスは1月6日まで続くのですが、大晦日やお正月のお節料理などは無いので、ちょっぴり物足りない新年を迎えたことを覚えています。

でも、もみの木の香りが、新年の松飾りを思い出させてくれました。

日本ではお正月に家族や親せきが集まり、初詣やお節料理を楽しみますね。

お正月の思い出としては、金沢ではおなじみ「旗源平合戦」です。

源氏と平家の二手に分かれて,2つのさいころを振り,出た目によって相手の旗をとるというものです。 そして最後に相手の最高位のまといをとった方が勝ちという遊びです。

さいころの目によって、「にゃぁにゃ2本」「さぶろく1本」「ごさまのかんかんと」「うめがいちぃ!」と呪文のような掛け声をあげて笑顔はじけたことが懐かしいです。

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クリスマスから年末年始にかけて、この季節にぴったりの、チーズをご紹介します。

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冷え込みが強くなる季節に出回るフロマージュ「Mont d'Or」です。

Montは山。オールは黄金。「黄金の山」の意味を持ち、縁起の良いチーズです。

その故郷は、スイスとフランスの国境にそびえ立つジュラ山脈の標高1463mのモンドール (Mont d’Or)山一帯の農村です。

円形の木箱に入っていて、表皮は黄から明るい茶色。やわらかくて濃厚なミルク感に加えナッツようなコクとウッディなフレーバーが特徴のウォッシュタイプチーズです。

製造期間が8月15日から翌年の3月15日(販売は9月10日から翌年の5月10日まで)定められており、市場に出まわる期間が4ヶ月ほどと短く、いまが旬のフロマージュです。

ルイ15世(Louis XV、1710年2月15日 - 1774年5月10日)も召し上がったというお話もあります。

昨日、3kg以上(赤ちゃんの体重くらい)もあるモンドールを、10数名で楽しみました。

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そのままのチーズを召し上がっていただいた後、熱であぶり、焼きモンドールにしました。

スプーン1杯のとろとろのチーズを、バゲットや温野菜にかけます。心も体もほかほかになりました。

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毎月、月末に「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンを行っています。

美味しく、美しく、チーズをカットして、すてきな一皿にアレンジします。

おもてなしにも役に立つ、食材のカットやアレンジ方法が身に付きます。

食を通じて、北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践していますので、日々の食卓に、季節の彩りを添えたひとときを感じる機会になります。

実はオンラインでもレッスンをしています。テーマに合わせたチーズをあらかじめお送りさていただきます。オンラインではモニター越しに、その時のチーズの説明、様々なタイプに適したチーズカットの方法、盛り付け方やアレンジメントを、ご覧にいただきます。ご一緒にカットされてもよろしいですし、後日、ご自身でつくられた作品を撮影して送っていただければ、アドバイスさせていただきます。

チーズのかしこい買い方や、扱い方、保存方法についてもお伝えしています。

年末年始、ご家族やご親戚の皆さま、お友達と集う機会が多いかと思います。

お家でおもてなしする際の、お役に立てるでしょう。

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ちょっと早いのですが、来年2024年のお知らせもさせてください。

2月23日(金・祝)、ANAホリデイ・イン金沢スカイホテルにて金沢市工芸展レセプションが開催されます。工芸品を使用した食空間のコーディネートを提案する作品が表彰されます。審査員として参加します。

4月14日(日)、ITビジネスプラザ武蔵で、チーズと紅茶とのペアリングを楽しみながら、コミュニケーションツールとしてのアフタヌーン・ティーを学ぶセミナーを開催します。詳しくはチーズプロフェッショナル協会WEBサイトをご覧ください。

また、5月14日(火)から2週間、石川国際交流サロンで、「第7回 季にあひたる 和のしつらい洋のしつらい」作品展を行います。

 

どうぞ素敵なクリスマスと、佳き年末年始をお過ごしくださいませ。

 

 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

自然の恵みに感謝をしていただく季節のチーズ

みなさま こんにちは。

過日は、いしかわ百万石文化祭2023応援事業でもあった「季にあひたる 和のしつらい洋のしつらい」作品展にご来場をいただき、ありがとうございます。

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クリックすると大きな画像をご覧いただけます

 

 

あっという間に11月も後半となり、寒さが一段と増してまいりました。

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さて、一昨日、11月23日は「勤労感謝の日」でした。

 

「勤労感謝の日」は、「私たちの生活を支える『勤労』と『生産』に、お互いに感謝をしあう日」として1948年(昭和23年)の「国民の祝日に関する法律」で制定された祝日です。

家族や友人と食卓を囲み「ありがとう」の言葉を交わした方もいらっしゃると思います。

 

この祝日法が制定される前は、「新嘗祭(にいなめさい)」の休日でした。

「新嘗祭」は、『古事記』にも記されている、とても古い歴史を持つお祭りです。

新嘗祭の「新(にい)」とは新穀(しんこく)を。「嘗(なめ)」とは奉る(たてまつる)ことを意味しています。

その年の新穀をお供えし、八百万の神々に一年の実りへの感謝とともに、国家国民の安泰をお祈りします。

 

「勤労感謝」の『感謝」の基(もとい)は、健康のうちに勤め上げ、実りを得られた喜びを神様に捧げる「感謝のこころ』なのですね。

 

新嘗祭をイメージしたチーズプラトー
新嘗祭をイメージしたチーズプラトー

 

 

「感謝」といえば、アメリカでは、「感謝祭(Thanksgiving Day)」を祝い、家族や親戚と集まり七面鳥を食べます。

イギリスからアメリカに渡ってきたpilgrim(ピルグリム)と呼ばれる人たちが、新しい土地での初めての収穫を神に感謝をしたことが起源です。

その食べ物の栽培方法を教えてくれた先住民であるネイティブアメリカンを招き一緒に祝いました。

このような起源があることから、家族で集まりお互い感謝しよう! といった気持ちで、楽しく食事をします。

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収穫を祝う季節、かぼちゃやリンゴ、サトイモ、青梗菜、マツタケ、シイタケ、カボス、キウイ、柿、ブドウ、栗など、おいしい穀物がたくさん市場に並んでいますね。

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写真提供:近江町市場商店街振興組合

 

 

そして、これから迎える12月13日は、「正月事始め」です。

万全のお正月を迎えるために、時間をかけて丁寧に、煤払いや門松・お節やお酒・そして鏡餅の準備をするしきたりがあります。

 

幼いころは、「正月事始め」とは気がつかず、家族の為に支度をする祖母の後を追いながら、お手伝いをしていました。走り回っていると、冬の寒さも吹っ飛びました。

そして、祖母の作るかぼちゃの煮物や、お芋の煮っころがし、ぶりの塩焼き、お豆の煮たものが楽しみでした。

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さて、こんな忙しい時期には、チーズで栄養補給しましょう。

チーズは「自然の恵みへの感謝」と「人々の知恵」によってつくられてきました。

 

今日は、現存する世界最古のチーズと言われている「フェタ(Feta)」をご紹介します。

ギリシャやトルコでよく食べられているフレッシュチーズの一種です。

伝統的なフェタは「羊乳に最大30%までの山羊の乳を合わせる」というルールで作られています。

見た目は白色。不均一な小さな孔が沢山あり、外皮はなく、ほろほろとした木綿豆腐に似ています。

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名前の由来はギリシャ語で「スライス」。スライスして樽に入れ、塩漬けにする製法です。

フェタの歴史は紀元前にまで遡ります。ギリシャでは神々への供え物としてフェタが神話に描かれるなど、古代からギリシャ人にとって生活に欠かせないものでした。

神様と食はいつの時代も結びついていますね。

 

春につくってフレッシュなまま食べ、残りは塩漬けにして保存します。

サラダのトッピングや様々な料理の味付けにも活用できます。

お正月のお節の一品に、フェタと干しブドウとナッツの盛り合わせや、オリーブとミニトマトであえたサラダなどはいかがでしょうか。

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フェタは、ビタミンAやビタミンB2が豊富でカルシウムも多く含まれ、栄養面でもバッチリ。

またハリウッドセレブたちに人気で、脂肪燃焼を促進する脂肪酸が豊富でダイエット効果が抜群といわれています。

 

さて、毎月、月末に「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンを行っています。

美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて、北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。

2023112510044.JPG器に盛りつけたチーズ

2023112510148.JPGプレゼント用のチーズBOX 

 

オンラインのチーズレッスンも開催しています。

旬のチーズを事前に宅配便でお届けします。

ご自宅にいながら、チーズの知識や扱い方、盛り付け方、お料理へのアレンジなどをお学びいただけます。

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【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

 
 

お陰様の観月と、ハロウィンのチーズBOX

みなさま こんにちは。

あっという間に十一月に入りますね。

 

昨日2023年10月27日は、旧暦の9月13日にあたり、十三夜のお月見でした。

十三夜の月は、満月になる前ですから、すこし欠けた月です。

満ちてくる少し前の月を美しいと称える、日本人の豊かな感性を感じます。

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2021年第4回季にあひたる作品展より「月の夜(京うちわ 阿以波)」で十三夜のしつらい

 

 

観月の楽しみは、旧暦8月15日の十五夜(中秋の名月)と、旧暦9月13日の十三夜。

そして旧暦10月10日の十日夜(とおかんや)を含めて3回あります。

 

「十五夜」は中国から伝わり、平安貴族が観月の宴を催す風雅な楽しみとして始まりました。

やがて庶民に広がり、収穫への感謝が加わり、「十三夜」、「十日夜」にお月見をするようになりました。

 

月見だんご、すすき、芋などの収穫物をお供えし、感謝と祈りを捧げる行事を大事にしてきた日本人。

どちらか一方の観月しかしないことを「片見月」「片月見」と言い、中秋の名月を眺めたのと同じ場所で、再び月を眺めるようにしています。

 

今年2023年の十五夜は9月29日で、ちょうど満月にあたりましたね。

十三夜は昨日の10月27日。そして十日夜は来月の11月10日(金)です。

ちなみに、十五夜は、毎年満月とは限りません。次に十五夜が満月にあたるのは、2030年だそうです。

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2021年第4回季にあひたる作品展より 観月のしつらい

 

 

十五夜、十三夜、十日夜をみてみると、風情を楽しむだけではなく、収穫と密接な関わりがあることが判ります。

 

古来、月と太陽は陰と陽の象徴であり、月は「お陰(かげ)さま」の心に通じると考えられてきました。

収穫物は生きる糧ですから、支えてくださる物事や力添えに対し、お月見をしながら感謝をするのも道理といえるでしょう。

 

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「秋の野(京うちわ 阿以波)」で十五夜のしつらい

 

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収穫に感謝する行事は、西洋でも行われています。皆さんご存じのハロウィンもその一つ。

2000年以上も前の古代ケルト人の祭礼「サウィン(Samhain)」が起源といわれます。

 

サウィンは「夏の終わり」を意味し、秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教的な行事として、古代ケルト人の暮らしに根づいていたお祭りです。

 

ケルトの暦では、10月31日は1年の終わりの日であり、現世と来世を分ける境界が弱まる時。そして、死者の魂が家族のもとへ戻ってくる日としても信じられていました。

ですから、死者の魂とともに悪霊も一緒にやってくると考えられ、その悪霊に人間だと気づかれないように、火を焚いたり仮面を着けたりして身を守りました。この風習が、ハロウィンの代表的な習慣である仮装の起源なのです。

 

アメリカに高校留学をしていた時のこと。

ハロウィンの日、先生も生徒も、スクールバスの運転手さんも、みんな朝から仮装をしていました。

「ハッピーハロゥイン」にちなみ、日本から持参した法被を羽織って登校しました。

 

「Trick or Treat(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ)」と言って、子供たちがキャンディやお菓子を貰うために近隣のお家を巡ったことを思い出し、今日はお菓子と共にチーズをご紹介します。

 

北海道のチーズ工房 アドナイが造る「ミモレット・アドナイ」に、ハロウィンをイメージしたチョコレートを添えています。国産ミモレット第1号として知られています。

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フランス産のミモレットより、ひとまわり小さな1.8kg。ボールのように丸い形をしたセミハードチーズですジャックオーランタンのような色鮮やかなオレンジ色が特徴です。

熟成の若いものは柔らかい食感ですが、熟成が進むにつれて身がしまり硬くなります。

ミモレットチーズに、ハロウィンのイメージを型取ったチョコレートを添えました。

優しい塩味とミルクキャラメル風味のチーズと、チョコレートのカカオ風味の相性をお楽しみください。

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秋は、熟成タイプのチーズが特にお勧めです。

 

毎月、月末に「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンを行っています。

美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて、北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。

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生徒さまの作品「ハロウィンのチーズBOX」

 

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10月14日から開催中の「いしかわ百万石文化祭」の応援事業として、10月31日から11月12日まで石川国際交流サロンで「第6回 季にあひたる」作品展を開催します。今回のテーマは「創る」です。

 

CREATION, NOT CRITICIZM

 

新しいものを生み出すこと、創造性を重視し、批評や否定ではなく、自由な想像力と発想力で、アイデアの実現をすることに焦点を当てていきます。

大正末期に建てられた日本家屋に、和と洋のしつらいをし、皆さまをお迎えします。

ぜひお出かけください。

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11月13日には、チーズプロフェッショナル協会北陸幹事会主催のイベント

11.13 金沢 工芸とチーズ 第三弾!」を開催します。

アペリティフタイムに、武蔵が辻にオープンしたばかりの『鏑木商舗 武蔵店』にお集まりください。

入場参加料は会員は1500円。一般2000円。

乾杯用のアペリティフドリンクとアペタイザーチーズが付きます。

おかわりチーズや、おかわりドンリンク、クラフトビール、ジェラートは、500円チケットを購入して、気軽にお楽しみいただける企画です。黄昏時の17時半から19時半の間。入退室自由です。チーズについてのミニレクチャーも行います。是非、ご参加ください

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次回の放送でも、季節の移り変わりと、チーズの楽しみ方をこの番組でご紹介してまいります。
 
次回この時間にお耳にかかれますこと楽しみにしております。
 
 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

「秋の花見」に御萩と、お餅のようなチーズを楽しむ

みなさま こんにちは。
十月に入り、秋も深まって参りました。
 
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秋の花見」をご存じですか。
 
「花見」というと、春の桜を見ると思います。
しかし、万葉の時代の「花見」は、春の「梅」と、秋の「萩」でした。
 
202310785612.jpeg梅の花見
 202310785539.jpeg萩の花見
 
万葉集には舒明(じょめい)天皇即位(629年)から759年までの131年間の歌が収められています。
    ※舒明天皇は天智天皇や天武天皇の父にあたります。
 
当時の梅は、中国から輸入されたばかりの珍しい植物で、そのほとんどは貴族の庭園に植えられていました。ですから、梅の花見は限られた貴族達だけの花見だったと考えられます。
 
これに対して、萩は山野に自生する植物ですから、萩の花見は貴族の庭園ではなく、誰もが楽しめる野外での花見だったと想像できます。
ですから、多くの人にとって「花見」は「萩」だったと考えられます。
 
秋風は 涼しくなりぬ 馬並(な)めて いざ野に行かな 萩の花見に
作者未詳 (巻10・2103)
(秋の風が涼しくなった 馬を乗って さあ 野に行こう 萩の花を見に)
 
万葉集にはたくさんの植物が詠み込まれていますが、その中で一番多いのは「萩」です。
万葉時代に一番愛されていた花なのかも知れませんね。
花の色は赤紫色の紅萩が多いですが、白色の白萩もよく見掛けます。
清楚で色鮮やかな花。
 
20231078586.jpeg白色の白萩
 
202310785933.jpeg赤紫色の紅萩
 
秋が深まるにつれて移り変わる草花の彩りを楽しみましょう。
 
 
 
万葉集には160種類以上の植物が登場するそうですが、その中で登場回数が最も多いのが萩で、その回数は142回だそうです。
 
山上憶良の詠んだ有名な秋の七草の中にも「萩」は登場しますね。
萩=ヤマハギ、尾花=ススキ、葛=クズ、なでしこ=カワラナデシコ、女郎花=オミナエシ、藤=フジバカマ、朝顔=キキョウ
 
20231079017.jpeg秋の七草
 
「萩」というと、おはぎ「御萩」があります。
煮た小豆の皮の姿を残し、餡に包まれた姿が、萩の花が咲き乱れる姿に似ているからだそうです。
萩の餅と同じなのに「ぼた餅」ともいいますね。
これは牡丹の花に似ていることから、名づけられています。
両者の区別は、春には牡丹に見立ててぼた餅、秋には萩の花に見立てておはぎ。
芯が糯米(もちごめ)主体であればぼた餅、うるち米主体であればおはぎ。
表面の餡が漉(こ)し餡ならぼた餅、小倉餡ならおはぎ、なんだそうです。
 
2023107923.png御萩
 
秋に御萩と共にお食事を楽しむしつらいをご紹介します。
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さて、お餅の話をしているとお腹がすいてきませんか。
今日はお餅のようなチーズをご紹介します。
 
北海道十勝幕別町の新鮮で良質な生乳を原料に、熟成2週間でつくられる「大地のほっぺ」です。深いコクと香りのよい味わい。滑らかな舌触りに、あっさりとしながらもコクと風味をじゅうぶんに味わっていただけるチーズです。
 
 
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「いつものテーブルにチーズを」をキャッチフレーズにしている「チーズ工房NEEDS」がつくっています。
ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト、Japan Cheese Awardなど名だたるコンテストで高い評価を受けるチーズを作り続けている工房です。
北海道・東京・沖縄・シンガポールを舞台に、平成という時代の変遷とともに描かれた、壮大な愛の物語、映画『糸』のロケ地にもなりました。
 
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「大地のほっぺ」はフランスチーズ「ルブロッション・ド・サヴォア」のような、ソフトタイプです。
皮がややしっかりしていて、中身はもちもちしています。
味わいは、優しいミルクと穏やかな塩味があり、とてもマイルド。
バゲットはもちろん、甘みのあるカヌレなどと合わせて楽しめます。
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赤ワインの名産地ボルドーの伝統的な焼き菓子「カヌレ・ド・ボルドー(Cannelé de Bordeaux)」。
「カヌレ」は「溝のついた」というフランス語。縦溝が入った釣り鐘状の見た目からこの名前がついています。
 
実りの秋、3種類のブドウと合わせて、華やかなチーズの盛り付けになりました。
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もちもちしたチーズと、もっちりカヌレのペアリングもお勧めです♥
 
 
 
毎月、月末に「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンを行っています。
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて、北陸・金沢の暮らしのしつらい、テーブルコーディネートを実践しています。
 
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食の秋、文化の秋です。
10月14日からはじまる「いしかわ百万石文化祭」の応援事業として、10月31日から11月12日まで石川国際交流サロンで「第6回 季にあひたる 和のしつらい洋のしつらい」作品展を開催します。
今回のテーマは「創る」です。
 
CREATION, NOT CRITICIZM
 
新しいものを生み出すこと、創造性を重視し、批評や否定ではなく、自由な想像力と発想力で、アイデアの実現をすることに焦点を当てていきます。
 
大正末期に建てられた日本家屋に、和と洋のしつらいをし、皆さまをお迎えします。
ぜひお出かけください。
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11月13日には、チーズプロフェッショナル協会北陸幹事会主催のイベント
「11.13 金沢 工芸とチーズ 第三弾!」を開催します。
アペリティフタイムに、武蔵が辻にオープンしたばかりの『鏑木商舗 武蔵店』にお集まりください。
入場参加料は会員は1500円。一般2000円。
乾杯用のアペリティフドリンクとアペタイザーチーズが付きます。
おかわりチーズや、おかわりドンリンク、クラフトビール、ジェラートは、500円チケットを購入して、気軽にお楽しみいただける企画です。黄昏時の17時半から19時半の間。入退室自由です。チーズについてのミニレクチャーも行います。是非、ご参加ください。
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次回の放送でも、季節の移り変わりと、チーズの楽しみ方をこの番組でご紹介してまいります。
 
次回この時間にお耳にかかれますこと楽しみにしております。
 
 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

朱鷺色の空を見上げ「貴いチーズ」を届けたい

みなさまこんにちわ。
暦の上では、暑さがやわらぐ「処暑」ですが、まだまだ残暑が厳しいですね。
 
「晩夏」から「初秋」へと移るこの季節、空の色が濃くなり、うろこ雲が広がります。
先日、広坂の21世紀美術館の緑地にある、ブドウの房のような球体が実ったオブジェ「まる」に、美しい夕焼けが映りこんでいるのに、目を奪われました。
そして、空を見上げてみました。
電線のない広い空には、淡い朱鷺色の夕焼けが広がっていました。
やがて茜色にそまり、あっという間に、瞑(めい)色(しょく)へ。刻々と色を濃くしていく夕焼けに、見とれていました。
 
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夏の暑い日に「涼」を感じるお料理。
祖母が、冷蔵庫で一晩寝かした「なすそうめん」や「こぞくらの煮つけ」です。
作り立てはもちろんおいしいのですが、冷やすと、出汁をたっぷり含んだ茄子とそうめんが、ひんやりして、涼やかになりました。
こぞくらの煮汁は、魚のゼラチン質でゼリー状に固まり、きらきら輝いていました。
ぷるんとした繊細な口解け、うま味を感じる上品な味わいの「煮こごり」が大好きでした。
 
 
折々の行事を丁寧にしつらい、お客さまや家族を楽しませてきた、祖母のお料理が、懐かしいです。
 
祖母は乳製品が大好きでした。
体系は細身でしたが、髪の毛はふさふさ、笑顔のほっぺはつやつやでした。
特にチーズは、ほぼ完全栄養食品といわれ、美容と健康に良い食品だからでしょう。
そして、はいからさんでした。
 
私が見定めたチーズを、一口ひとくち、大事に楽しんでいました。
 
今はお空にいますが、その祖母に、食べてもらいたいなと思ってみつけた、チーズをご紹介します。
 
貴醸酒で熟成させたブルーチーズ「“KIJOSHU" BLEU」です。
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(Fermier Shop WEBサイトよりhttps://fermier.co.jp/journal/755/
 
貴醸酒は、「貴く」「醸造する」「日本酒」と書きます。
 
日本酒造りの工程の最後の段階(三段仕込みの留(とめ))で、仕込み水の代わりに、日本酒を入れて仕込みます。とろみがあり、香り豊かで、貴腐ワインに似た、ハチミツのような甘みが感じられます。
実は、ちょっぴり贅沢なお酒なのです。
 
「貴醸酒」と名付けられた製法は、1973年に国税庁醸造試験所(現:独立法人酒類総合研究所)で開発されました。
当時、清酒の価格はワインに比べて安く、国賓(こくひん)を招いた晩餐会では、乾杯のお酒としてフランス産のワインやシャンパンが使われていました。
そこで、「このような場面にふさわしい高級な日本酒を造ろう」というコンセプトのもと、開発されたのが、水の代わりに清酒を使って仕込む「貴醸酒」です。
 
「“KIJOSHU" BLEU」は、富山県の桝田酒造が造る満寿泉「貴醸酒」を使っています。
優しい味わいのフランスのブルーチーズ「フルム ダンベール」を、満寿泉「貴醸酒」に漬けて、熟成させています。
フルムダンベールの穏やかな青カビの風味を包み込み、よりまろやかな味わいがします。
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甘めの日本酒やフルーティーな赤ワインと合わせたり、ハーブティやフルーツティとも合います。
水出しの冷茶もオススメです。
冷たいハイビスカスティーなら、ルビー色のお茶と、翡翠(ひすい)色のブルーチーズで、色も味も素敵です。
 
バタフライピーティの澄んだブルー色のお茶もお勧めです。
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今月の「旬のチーズと季節のしつらい」を学ぶレッスンでも、こちらのチーズをシェアする予定です。
 
レッスンでは、チーズを、しつらいとともに楽しんでいただいております。
美味しく、美しく、チーズをアレンジし、食を通じて、北陸・金沢の暮らしのしつらい、
テーブルコーディネートを実践しています。
 
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5月のレッスンの様子
 
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6月のレッスンの様子
 
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7月のレッスンの様子
 
文化の秋、学びの秋、食欲の秋です。
 
10月31日(火)から11月12日(日)まで、広坂の石川国際交流サロンにて、「第6回 季(とき)にあひたる 和のしつらい洋のしつらい 作品展」を開催します。午前10時から午後18時まで、入場無料です。月曜日は休館日です。大正末期に建築された由緒ある建物で、皆さまのご来場をお待ちしています。
 
また11月13日(月)は、武蔵が辻に18年ぶりに再オープンした「鏑木商舗の かなざわ鏑木食堂」にて、チーズ文化祭を開催します。黄昏時に、アペリティフの飲み物と、アペタイザーのチーズをワンコインチケット制で、楽しんでいただく企画です。詳細・申込はチーズプロフェッショナル協会のWEBサイトからお願いいたします。
 
 

【アーカイブ(MRO北陸放送ラジオ「(谷川恵一 そろそろ。(旧モリラジ!)」出演)】

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