原稿など
ゆきのまち通信(1月2月号)に掲載されました
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
祝(ことほ)ぎを結ぶ
新しい年を迎える床飾り
真心を込めて 手漉きの紙を折り
水引を結んで 飾りを作ります
「寿」と墨で書くと 出来上り
飛鳥時代より 結ぶという行為は
魂を生むとの信仰があり 結んだ品は
神聖なものとして 扱われてきました
江戸時代 水引は結び留めるだけでなく
細工物として発展し
今日に 受け継がれています
雪あかりに浮かぶ 水引細工
新しい年に
いくつもの幸を結びますように

椿の花言葉「控え目な美しさ」
ゆきのまち通信(11月12月号)に掲載されました
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
冬の襲(かさね)
「源氏物語」を繙(ひもと)くと
登場人物たちの装束や
身の周りの品の色彩が
鮮やかに 描写されています
日本の豊かな自然が育んだ
四季それぞれの 草樹や実や花
この 草樹や実や花から
人々は 多彩な色を糸に染め
布に織り上げてきました
その布は 五衣(いつつぎぬ) 五枚一組の襲として
千年の時を経て 今日に伝えられています
自然の微妙な色の変化そのものを
日本人は 纏ってきたのです

晩秋の襲(かさね) 初冬の襲(かさね)
ゆきのまち通信(9月10月号)に掲載されました
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
色なき風
「吹き来れば 身にもしみける 秋風を
色なきものと 思ひけるかな」
古今和歌六帖 紀友則
中世の日本人は
風に色を感じていたのだろう
夏の暑さや 喧騒が静まり
空気に透明感が増す秋
色なき風が吹き渡るのは
赤や黄色に彩られた秋の実り
東洋文化の根底にあるように
形なき者の形を見
声なきものの声を聞けば
風の色をも感じられるのだろうか

誰が風を見たでしょう
ゆきのまち通信(7月8月号)に掲載されました
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
清流
めぐり来る季節 折々の行事
文学に描かれる 風景や 物語を
巧みに表現してきた 和菓子
職人たちの 匠の技は
ゆきのまちの夏に
涼やかさを演出します
「清流」の流れを 透明の寒天で表したり
一粒の砂糖が 「朝露」を思い起こさせたり
「落鮎」のきらめきに 金箔を散らしたり
見た目も 口当たりも みずみずしい
小さな宇宙に
自然感が 秘められています

菓子銘を客が当てる茶事も
フランスチーズ鑑評騎士の会に掲載していただきました
フランスチーズ鑑評騎士の会 [シュヴァリエ・デュ・タストフロマージュ]に掲載していただきました
http://taste-fromage-japon.com/…/report_2016hayakawayuki.pdf
ゆきのまち通信(11月号)に掲載されました
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
サンタへの贈りもの
Very Merry Christmas
十二月二十四日は忙しい。
家族や友人への贈りものは揃ったかしらん。
二十五日に楽しむクリスマス・ディナーに
ターキーは間に合うでしょうね。
テーブルセッティングは白と赤と緑で。
忘れてならないのは、サンタさんへのお礼。
小さなテーブルに、クッキーと紅茶と手紙。
「サンタさん、贈りもの有難う。ひと休みしてね」
二十五日の朝、手紙は消え、
クッキーはかじられ、紅茶も減っている。
子供たちに気付かれず、クリスマスを迎えるのは
けっこう、大変なのです。
月刊(奇数月1日発行)「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ
ゆきのまち通信(9月号)に掲載されました
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
花詞「恋の吐息」
見果てぬ夢、蒼き薔薇
世界には五千種を超える薔薇があり、
毎年さらに新しい品種が生れています。
育種家の、気の遠くなるような努力を経て。
ふしぎなことに育種家には
独身男性が多く、とても長寿なのです。
薔薇に付けられる名前は、
ロイヤルファミリー、スターたち、
神話、聖書、文学作品の登場人物・・・。
魅力に満ちています。
シーボルトが英国に持ち込んだハマナスから
さまざまイングリッシュ・ローズが誕生。
薔薇に秘められた物語を繙く、秋です。
月刊(奇数月1日発行)「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ
ゆきのまち通信(7月号)に掲載されました
星への願い
「吉はし」オリジナル星まつり

月刊(奇数月1日発行)「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ
港区「芝地区地域情報誌」の編集委員をしています
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