センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
江戸時代の紋切りあそび
新緑の季節。 窓の外は陽の光があふれ、 樹々の葉は輝いています。 しかし部屋の中はひんやりと暗く 静まりかえっている。 そんな図書館で、 少女の私は「秘密の花園」を読んだのです。 閉じられた花園を甦らせる物語を 思い出しながら 和菓子で私の花園を創ってみました。 緑蔭でのお茶会をどうぞ。
隔月刊(奇数月1日発行)「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ
マカロンスタンドはフランス製
ゆきのまちでは 暦に立春の二文字をみつけると ほっとします。 ほんものの春は、なかなか来ないのですけれど、 そんな休日、淡い色のお菓子と 香り高いハーブティはいかが? マカロンの 春色うれし 午後のお茶 美雪 そして四月、ゆきのまちは花のまちに。 人々は散りゆく花を惜しむのです。 春よゆくな。惜春の思いがつのります。