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「柚子」 画:髙木貞子
祖母、髙木貞子が描いた「柚子」の絵。
柑橘類の中で最も寒さに強い柚子。
香りが高く、日本料理にはなくてはならない名脇役です。酸味の強い果汁は、料理の風味づけやポン酢の原料に。果皮は薬味や「ゆべし」、ゆず味噌、料理の器などに使われ、日本の調味用柑橘の代表と言えます。
五月に小さな白い花をつけ、夏に青い実がなり(青ゆず)、秋には黄色く色づきます(黄ゆず)。
中国の揚子江上流が原産地と言われ、日本には奈良か飛鳥時代に渡来しました。
奥の間の「手ならい帳」や「筆のすさび」も、俳句と習字と墨絵を長年楽しんだ、祖母の作品です。
大好きな祖母の作品と共に、石川国際交流サロンでしつらいをさせていただけることに、感謝をしています。