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天使のためいき ぶどうの涙

ゆきのまち通信(2015年9月号)

センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤

早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)

天使の涙

シャンパーニュ抜栓は天使のため息

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葡萄酒の 栓が開けられ

黄金色の液体が グラスに注がれると

太陽を いっぱいに浴びた 葡萄畑が

目の前に 広がるようです

グラスから 立ちのぼる 芳香を

花や 果実や スパイスに例え

早速 味わいましょう

辛口の白ワインなのに、蜂蜜のような あと味

グラスを 置くと

ゆっくりとグラスを伝う 葡萄酒

「天使の涙」と呼ばれます

グラスが 重ねられ

ゆきのまちの秋は 深まっていきます

 
 

 

月刊(奇数月1日発行)「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ

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