天使のためいき ぶどうの涙
ゆきのまち通信(2015年1月号)
センスアップ ゆきぐに暮らし 金澤
早川由紀 文・写真 (ライフコーディネーター)
暮らしを紡ぐ
今様しつらい私流
いつもと同じように 夜が明ける
しかし 元旦の朝は
何もかもが新しく すがすがしい
思いきり暦をめくる 平成二十七年
幼い頃の思い出が重なる お正月の祝い
台所の湯気 おいしそうなにおい
座敷にしつらえられた 祝の膳
おせちが盛られた重箱には「海山」
家族の祝箸の袋には 各自の名前
少し照れくさかった「おめでとう」の挨拶
屠蘇には シャンパーニュを
フルートグラスで 新年の幸を祈る
月刊(奇数月1日発行)「ゆきのまち通信」企画集団ぷりずむ
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