皆さん、こんにちは。
朝夕の風に、秋の気配を感じるようになりました。
空が高く、夕暮れも少し早くなり、虫の声が聞こえてきます。

2026年の十五夜は、9月25日です。
十五夜は「中秋の名月」。
昔の人は、月を眺めながら、その年の収穫に感謝しました。
日本には、「十五夜を見たら、十三夜も見る」風習があります。

今年の十三夜は、10月23日。
十五夜は「芋名月」、十三夜は「栗名月」「豆名月」。
月を眺め、その季節に実ったものをいただく。
昔の人は、季節を目で楽しむだけでなく、「季節を味で楽しんでいた」のかもしれません。

私にも、季節の味の思い出があります。
それが、かきもちです。
秋から冬にかけて、居間に長火鉢を出し、かきもちを焼きました。
炭火で焼くと、かきもちがぷくっと膨らみます。
膨らんだところをゆっくり押して、平らにします。
焼き上がったかきもちは長火鉢の引き出しへ。
おやつの時間に取り出し、温かいお茶に浸して食べるのが好きでした。
香ばしくて、少しやわらかくなって、もちもちする。
今でも覚えている味です。

曾祖母は母に、祖母は私に。
「おいしいものを食べさせてあげたい」という気持ちが、受け継がれてきました。
食文化は、昔のまま残るだけではありません。
新しいものを取り入れ、食卓に合う形へ工夫されてきました。
今日は、そんなチーズのお話です。
秋は、栗、さつま芋、里芋、きのこなど、おいしいものがいっぱい。
秋の味覚には、チーズがよく合います。
私のおすすめは、森永乳業の「フィラデルフィア 贅沢3層仕立ての濃厚クリーミーチーズ」。
チェダーとクリームチーズの三層仕立てのスライスチーズです。
加熱すると、中のクリームチーズがとろっとやわらかくなります。

焼き芋にのせるだけでも、おいしい秋のおやつに。
栗や里芋にも、秋の日本酒「ひやおろし」にもよく合います。


(フィラデルフィア 贅沢3層仕立ての濃厚クリーミーチーズ」を主役にした、おうちバル風のアレンジプレート)
そして今年、日本で初めて本格的な「プロセスチーズコンテスト2026」が開催されます。
スライスチーズや6Pチーズ、ベビーチーズなど、普段食べているチーズが対象です。
味や香り、食感に加え、使いやすさやパッケージも評価されます。
10月11日、六本木の「WA! CHEESE FES」で、最優秀賞などが発表されます。
いつも何気なく食べているチーズにも、さまざまな工夫があります。
そして私が大切にしているのが、「季節をしつらえる」こと。
器を選び、花を飾り、テーブルを整える。
それだけで、いつもの暮らしに季節が生まれます。

金沢・広坂では、季節のしつらいを楽しみながら、旬のチーズを学ぶ教室を開催しています。
毎月月末の午後クラス、隔月クラス、オンラインもございます。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
最後に、この秋の催しをご案内します。

10月27日から11月8日まで、石川国際交流サロンで
「第9回 季にあひたる 和のしつらい 洋のしつらい作品展」
を開催します。
10時から18時まで、入場無料。月曜日は休館です。
今回のテーマは「彩」。
和と洋、伝統と現代を組み合わせ、季節を楽しむ暮らしをご提案します。
月を眺め、旬を味わい、器を選び、花を飾る。
そんな小さな楽しみの中にも、日本らしい季節の美しさがあります。
この秋、季節をぜひ、目で、舌で、暮らしの中で楽しんでみてください。
そして、お近くにお越しの際は、ぜひ、作品展にもお立ち寄りください。
皆さん、どうぞ彩り鮮やかな秋をお過ごしください。


